
Step1:「ピッキングに強い家」にする
【高性能カギ】の設置(交換)
ピッキングとは、カギ穴に特殊工具を差し込んで錠を不正解錠し侵入する犯罪手口です。
ドア防犯の第一歩は、ピッキングに強いシリンダーを選ぶこと。
指定建物錠の防犯性能表示が高い基準のものへ早めに取り替えましょう。
指定建物錠とは…建物錠のうち、防犯機能の向上を図ることが特に必要なものとして政令(平成15年政令第355号)で定められたもので、現在シリン ダー錠 ・シリンダー・サムターンの3つが該当します。建物の出入り口用として製作されていない錠は、建物錠ではないため、シリンダー錠であっても該当しません。
Step2:サムターンを外部から開閉しにくくする
【セイフティ・サムターン】などの設置
特殊な工具を使ったり、ドア横のガラスを割ったり、ドア付き新聞受けを破壊したりして、ドア内側サムターンを回して不正侵入する手口「サムターン廻し」の対策としては、【セイフティ・サムターン】などの設置が有効です。
「サムターン廻し」とは…ドアの外側から、金具や特殊工具を使用し、ドア内側のつまみ部分(ここをサムターンといいます)を不正に回転させて開錠する、スタンダードな侵入方法のひとつです。
これを防ぐには、特殊サムターンの設置が必要になります。たとえば、室内側にもカギを取付けて外部から簡単に回せなくするタイプなどがあります。
Step3:補助錠を取付けて『ワンドア・ツーロック』にする
【ドア補助錠】の設置
ワンドア
・ツーロック(1箇所のドアにカギ2つ)は住まいの防犯の基本です。
最近ではワンドア・スリーロック(1箇所のドアにカギ3つ)とも言われ始めています。
侵入に5分以上かかると69%の泥棒があきらめるというレポートもあります。ひとつ目のカギを破られても、補助錠を設置しておけば侵入までの時間稼ぎになり、侵入防止に大変効果的です。ドアにカギがふたつ付いているということは、侵入犯罪に対して非常に意識が高い家という意味(アピール)でもあり、その結果ドロボウに狙われる可能性も低くなります。
【ドア補助錠】には、大きく分けて3つのタイプがあります。 (複数の機能を併せ持った非常に高性能なものもあります。)
- KEY(一般的なKEY)で開閉するタイプ
- 電子KEY(IC式やカード式KEY)で開閉するタイプ
- 暗証番号の入力で開閉するタイプ
Step4:ドア及びドア枠、明かり取りのガラスなどを強化する
どうしてもカギにばかり目が行きますが、ドア本体やドアの周囲にも防犯対策を行う必要があります。たとえば、高性能なカギを3つ付けたけれど、ドア横のガラスを割られて侵入された等の笑い話のような話がよくあります。またドア本体が弱い場合は、ドア本体を強化しなければならない場合も数多くあります。
比較的手軽なドア周辺の強化に
ドアチェーン・ドアガードの取付・交換などがあります。
● ドアチェーンの取り付け・交換

ドアを開けるときは、
必ずドアチェーンがかかっているのを確認してから開けましょう。
ほとんどの玄関ドアには「ドアチェーン」「ドアガード」が取付けられています。これらは大変有効な防犯対策になりますので、室内にいるときでも常にチェーン などはかけておくように心掛けたいものです。チャイムが鳴ったら、必ずチェーンがかかっているのを確認してからドアを開けましょう。しかし、壊れていたり使いづらかったりで、あまり使っていないご家庭も多いようです。使いやすいものに取り替えて、就寝時だけでなく常時使用されることをお勧めします。
● ドアガードプレートの取付
玄関の、ドアとドア枠の間にできる
「スキマ」が狙れています!
侵入者が、ドアとドア枠の隙間に
「バール」と呼ばれる金具を差し入れて、ドアを無理やりこじ開けるという手荒な手口から、お宅のドアをしっかりガードします。
一般のマンションなどでは、玄関ドアのカギはそのほとんどが「ケース錠」と呼ばれるタイプが使用されていますので、錠の受け(ストライク)が、戸あたりより外にあり、そこにバールが侵入してカンタンに開いてしまいます。「ガードプレート」の取り付けで、ドアのカギのところにバールなどが入らないようにして、さらに「見た目の防犯対策」もアピールできます。

